面倒ごとからの逃走

日々タスクが増える。

何かしら面倒だなと感じることがちょくちょく発生して、それらの処理に追われる。日に日にエントロピーが増大する部屋、溜まった洗い物を見てため息しか出てこない。

 

面倒だと逃げ続けてどこへ向かうつもりなのだろうか。駄々を捏ねるのは構わないが、停滞、もしくは悪化の一途を辿るだけだ。問題ごとに直面した時、何かしらのアクションを起こさなければならないと常々意識しているつもりだけれど‥上手くいかないこともある。

 

しかし、世の中ではそう言った考えの人は多数ではない。延期に延期を重ねたり、場合によっては他人に投げたりする。これらが悪いとは思わないし場合によっては仕方がなかったり、状況によってはそちらの方が良いことだって往々にしてあるだろう。しかし、さぞ他人が助けてくれることが当たり前のような、当事者意識の薄い考えを目の当たりにすると吐き気がする。

 

関わらなくていいという狡さが垣間見えるし、そう言った態度を非難しても誤解だのなんだの言われ、挙げ句の果てには責任転嫁されるだけでなんの解決にもならない。つまりそう言った人間に向き合うだけ無駄だ。

 

自分の成長を楽しみたい。タスクに自ら自分をアサインして、経験以上に何かしら得るものがあれば十二分にやる意味はあるだろう。知識の幅を広げるなり、スキルアップなり、たとえ一生使わない結果となっても何かしらの役に立つと思って何事もトライしていきたいなーと体力があるうちは思う。

 

RPGゲームをどのようにクリアするのが好きだろうか。

攻略を見てクリア一直線に必要最低限のことをしてシナリオを楽しむ人もいれば、感覚とかを頼りに紆余曲折を経てクリアする人もいるだろう。回り道をする過程で戦士なのに呪文を覚えたり、反対に武闘派な僧侶や魔法使いが出来上がってしまったりするかもしれないけれど、「無駄」に費やした時間を後悔するよりは、意味なかったわ!って笑い話にするぐらいのメンタルでいたいよな。